リンパマッサージ

私たちの体には血液が流れるようにリンパ液が流れるリンパ管があります。このリンパ液には、白血球の一部であるリンパ球の他、体に溜まった余分な水分、栄養素、老廃物、細菌やウィルスなどの異物が含まれていて、リンパ管の周囲にある筋肉の作用により12〜24時間ほどかけてゆっくりと全身を流れています。その間にいくつものリンパ節と言う場所を通過し、そこに存在する免疫細胞が、異物などを攻撃、破壊、貪食して取り除き、リンパ液はきれいになります。リンパ節は豆上に膨らんだもので約800個あり、首、脇、肘、膝、足の付け根など四肢や頭や体幹をつなぐ関節に集中しています。膝、足の付け根など指指や頭や体感などをつなぐ関節に集中しています。

リンパ管は皮膚の近いところにあるため、筋肉の力や体の外からのマッサージによる刺激だけで、リンパ管が取り込む量を増やし流れを進めることができます。マッサージの方法としては、それぞれの部位の最寄りのリンパ節に向けてリンパ液を流すようにマッサージを行います。ぬるめのお湯に入浴中、体が温まった状態でマッサージを行うとリンパの流れが良くなり、むくみも減り効果的と言われています。

マッサージ以外の方法としては、質の良い睡眠をとるとリンパの流れが回復して元に戻ります。寝る前に足のふくらはぎ、手や肘にクッションなどを当てて心臓より高く保ち、心臓に向かって流すようにするとより流れが良くなります。その他、階段の昇降、足首を回す、足踏み、自転車をこぐ、水中歩行などの運動はマッサージと同様に足のリンパ液の流れを良くします。そして適度な汗をかき、新陳代謝が高まることでも同様の効果が期待できます。日常生活において、リンパ液の流れを阻害するような締め付けのある下着や衣類を身に付けるのは避けた方が良いでしょう。持病がある方、体に怪我のある方は、かえって症状が悪化する場合があるため、自己判断でのマッサージは控えましょう。また、なかなか体のむくみが取れにくいときには、何か病気が隠れている可能性もあるため、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみましょう。